- 鉄筋コンクリート住宅だからと言って、シロアリ被害が出ないということはありません。
フローリングなど、木があるところにはシロアリが出る可能性があり、
その木にたどり着くためには、シロアリはコンクリートでも鉄でも何でもかじります。
- 新築だからと言ってシロアリが出ないということはありません。
古い家にはシロアリが出そうというイメージをお持ちの方もおられると思いますが、シロアリはそこらじゅうに生息しており、
そのシロアリがエサ場としてしまえば、古い家だろうと、新築だろうと、大きな被害につながります。
- シロアリはアリの仲間と思われがちですが、ゴキブリの仲間で、毎日1000個ずつタマゴをうむ非常に生命力の強い生物です。
それだけに、簡単に駆除することができず、正しい駆除をしなければ、何度でも出てくる生き物なのです。
- 全ての家がシロアリ被害に合うかと言うと、そんなことはありません。
築何十年の古い家でも、シロアリに食われない場合もあります。私の経験上、10軒に1軒がシロアリ被害に合うと感じています。
- 薬剤散布はシロアリが家の中に侵入できなくするよう、薬剤をまく方法で、地面から30cmくらいまで薬剤が浸透します。
シロアリの巣は地面から3mのところにありますので、その巣を駆除することはできません。
-
- 薬剤散布後も家庭菜園の野菜を食べてよいと言われていますが、薬剤散布によりペットの元気がなくなったりといった被害が出ていますので、
弊社は家庭菜園をされている場合には一年は食べないことをおすすめしております。
ベイト工法は、シロアリの通り道にシロアリを死滅させるベイト
入りのステーションを設置し、駆除する方法です。ベイトはシロ
アリの好きな味の紙に染み込まして、このベイト入りの紙を食べ
ると脱皮ができずに死滅してしまう方法です。
【効果が出る時期】
ベイト剤は3mおきに置きますが、シロアリがベイト剤を見つけ
て脱皮する時期になって初めて死んでいくため、
駆除までには早くて2~3ヵ月かかります。
シロアリにのみ有害で、ベイト剤は人間や動物が食べることも
できる程安全です。
15坪の場合で初期費用16万~18万円と、薬剤散布より初期費用
が高く、毎年3万円(15坪の場合)のメンテナンス費用が必要と
なります。保証期間は1年ごとで更新する限り継続となります。
家に穴を開けたりする必要がありませんので、新築の家
でも安心です。
薬剤をまき、シロアリが家に入らないようにする駆除方法。
ただ、人間の手で散布を行うため、ムラが出た場合に被害を防止
できない可能性があるので、駆除率が99%となっています。
薬剤工法の場合、散布後すぐに効果が出るので、既に
被害が大きい場合などには多く使われています。
薬剤散布後、ペットの元気がなくなったりするなどの事例がある
など、少なからず影響があるのが実情です。弊社ではそういった
影響を最小限にするためのアドバイスをさせて頂きます。
15坪の場合初期費用10万円前後と、ベイト工法に比べて安く、
5年間保証でメンテナンス費用は必要ありません。
この5年間保証を受けるためには、床下だけでなく、壁の間にも
薬剤するために、家に穴を開けなければいけません。
床下散布は、シロアリを駆除したか見てもわからない。
シロアリの被害は保証期間の5年を超えた後に発覚する。
この業界を18年やってきて、そんな事例も多く見てきて、そんな仕事はしたくない、もっとお客様目線で親身になりたい。お客様の家をしっかりと守りたい。そう思って、事前の説明をしっかりと丁寧に行い、シロアリが実際にいるかいないか、お客様に実際に確認して頂くなど、目に見えるサービスを提供できるよう、全力で取り組んでおります。
シロアリは家で起こる問題ですが、その性質や駆除方法についてはあまり知られておりませんので、しっかりと納得してご依頼頂けるよう、薬剤を使わないベイト工法と、薬剤を使った工法の両方を知って頂いた上で最終的にお選び頂けるよう、2つの方法をご説明させて頂きます。
調査は主に台所や洗面にある床下点検口から床下に入ります。
床下で確認(目視)できる箇所をくまなく点検し、
シロアリの兆候・被害の有無を調べます。
調査時間は建物の大きさによって変わりますが、
1階床面積20坪の場合、約30分ぐらいです。
調査後、写真をお見せしながら状況をご報告いたします。
※台所や洗面の床下点検口のある家が多いですが、
ない場合には畳のお部屋の畳をはぐってそこから入らせて頂くなど、
状況に応じた方法で入らせて頂きます。
シロアリは非常に繊細な生き物で、人間の臭いなどに対して警戒フェロモンを出します。
薬剤をまかないベイト工法において、ベイト剤に人間の臭いや、薬剤の臭いがついてしまうと、
シロアリが警戒フェロモンを出し、よりつかなくなってしまいますので、
ベイト剤、薬剤を運ぶ際には細心の注意を払って管理をしております。
シロアリはゴキブリの仲間と言っても、ゴキブリのように身近に感じる人は少ないため、シロアリに対する危険意識が低い方も多くおられます。しかし、シロアリの被害が出れば耐震強度は弱くなります。放っておくと、家を傾かせ、倒壊にまで追い込む力を持った生き物です。
1匹が食べる量はつまようじ1本程度。しかし、シロアリは1つの巣に100万匹以上住んでおり、たとえつまようじ1本程度でも、家の大黒柱さえも食べ尽くしてしまいます。しかも恐ろしいことに、表面の木の皮1枚を残し、中を食べ尽くしてしまいます。そのため、シロアリの被害に合っている家でも、見た目にはわからず、壁をたたいて空洞の音がするかどうかを確かめてみなければ、わからないケースも珍しくありません。
シロアリで家が倒壊する と言うと、非現実的なことのように感じられますが、建物は7度以上傾くと基本的に修繕不能となります。シロアリにより、家を支える柱の力が弱まり、家が傾いてしまえば、部分的な補強などによって修繕をすることもできなくなってしまい、実際に住めなくなってしまうのです。
どんな家もみんなシロアリ被害にあうのかというと、そんなことはありません。私のこれまでの経験では、だいたい10軒に1軒でシロアリ被害が出ていると感じています。ただ、被害を受けていない場合でも、シロアリは常に家のまわりにいますので、大切な家を守るためには、予防をしておくことがおすすめです。
「自分の家は大丈夫だろう」「なってから考えればいい」
シロアリの被害が出ていない間は、必要のない出費となってしまいますので、どうしても後回しにしてしまいがちです。
しかし、シロアリ被害が出れば、家の価値は数百万円単位で下がってしまいます。病気にはなっていないけれど、もしもの時のためのケガや病気に備えて将来の自分のため、家族のために保険に入る。病気にならなければお金はもったいないけれど、病気になれば、すごく助かる。シロアリ対策も家の保険のようなもので、もしかしたら必要ないかもしれないけれど、もしもの事態を防ぐことができます。大事な資産を守るために、私たちは予防をおすすめしております。
サニマイト・トーメーのシロアリ駆除お役立ちメニュー